滋賀県資料
>>「琵琶湖の水草の有効利用」の取り組みより転載


1.水草利用の歴史
かつて、琵琶湖の水草は、農地への肥料や土壌改良材として利用されていた。その歴史 は古く、万葉集にも「玉藻刈る」という言葉が出てきており、「玉藻刈る」とは、藻取り のことであると考えられている。その後、古今和歌集などにもずっと見られることから、 刈り取った藻は肥料に利用したと推測されている。 江戸時代には、水草採取の権利を巡って各地で藻取り紛争が起きており、数多くの文書 が残されている。
明治以降も、水草の採集権は納税対象となる許可漁業の一種として扱われていた。水草 は肥料としてだけでなく、魚介類の重要な産卵場所でもあるため、漁業関係者とのトラブ ルも多く、明治 23 年には、法令により採取禁止期間も定められた。これにより、コイ科魚 類の産卵期間である6月〜7月は禁漁となり、8月1日の解禁日「藻の口」には、一斉に 田船で藻が採集された。 また、禁漁期だけでなく禁漁区も設定され、さらに、明治時代までは鉄製の爪を付けた マグワの使用を禁じて竹製の爪を付けるという指示があり、採藻効率を制限して魚介類資 源保護への配慮もなされていた。 明治・大正期には、食糧増産が提唱され、増産を目指す農家は金 きん 肥 ぴ ※を多用するようにな り、農家支出中に肥料の占める割合が次第に増加したことから、このような状況を改善す るため、「自給肥料増産による金肥節約」として、泥藻などの自給肥料の採取、活用を奨 励するようになった。さらに、戦時中になると、折からの肥料統制による不足を補うため、 採藻、採泥が盛んに奨励された。 昭和初期の漁獲量(表―1)では、水草(藻類)の販売額が、貝類およびエビ類をも上回 る主要な産品であった。

引用、以上


昔は漁業資源保護のために藻刈りを制限。そして今は、漁の邪魔だったり、シジミの繁殖に具合悪いとのことで藻刈りに膨大な税金が使われているのですね。
時代は変わりますね。そのギャップの大きさにビビる!!


2017,07,24, Mon 07:43
etc.
  PAGETOP