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びわ湖のアユ漁 前年比3割増
2020.01.24
NHK NEWS WEB
ここ数年、不漁が続いているびわ湖のアユ漁は、今シーズン、先月の解禁以来、1か月で23トンを漁獲し、前の年より3割近く増えたことがわかりました。
びわ湖のアユ漁は、毎年12月からよくとし8月中旬まで行われますが、ここ数年は不漁が続いていて、今シーズンの漁の行方が注目されています。
この時期の漁では体長4センチほどの「氷魚(ひうお)」と呼ばれる稚魚が水揚げされていますが、県漁業協同組合連合会によりますと、先月の解禁以来、1か月で23トンが漁獲されたということです。
前の年の同じ時期より3割近く増え、ここ数年、特に不漁が続いている北湖の北側でも好調だということです。
びわ湖では、アユの資源回復のため、県や漁業関係者が産卵を控えた親アユの放流を増やすなどの対策を進めていて、県漁業協同組合連合会では好調な出だしに今シーズンの豊漁に期待を寄せています。