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新型肺炎 県が対策本部を設置
2020.01.30
NHK NEWS WEB
28日、奈良県で新型のコロナウイルスの感染者が確認されたことを受けて、滋賀県は対策本部を立ち上げ、速やかに対応できるよう各部局で情報収集にあたるなど対策を徹底することを改めて確認しました。
県では、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて27日、各部局の担当者レベルでの会議を開きましたが、28日、奈良県のバス運転手の感染が確認されたことから、三日月知事を本部長とする対策本部で対応することになりました。
29日、開かれた対策本部の会議には幹部20人余りが出席し、三日月知事が「あらためて各部局の体制を確認し、いかなる事態が起きても迅速、的確に対応していただきたい」と呼びかけました。
いまのところ県内で感染した人は確認されていないということですが、会議では担当者が現在国で行っているコロナウイルスの検査を大津市にある県の機関で実施できる態勢を早急に整えることなどを報告しました。
また、各地域の保健所などで電話で相談する窓口が設けられていることも紹介しました。
そのうえで各部局が連携して対策を徹底することを確認しました。
三日月知事は「事態は刻々と変化し、感染者が急増している状況を受けて県としてもう一段緊張感を高め、県民への情報発信を強化し対策を進めていきたい」と話しています。【新型肺炎 連絡先は】
新型のコロナウイルスについて、滋賀県は今のところ専用の電話窓口は設けていませんが、各地域の保健所などに電話で相談できます。
連絡先は次のとおりです。●滋賀県薬務感染症対策課は077−528−3632
午前8時半から〜午後5時15分まで受け付けています。●各地の保健所は、原則24時間対応しています。
▼大津市保健所077−522−7228
▼草津保健所077−562−3526
▼甲賀保健所0748−63−6148
▼東近江保健所0748−22−1300
▼彦根保健所0749−21−0283
▼長浜保健所0749−65−6660
▼高島保健所0740−22−2526
となっています。