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琵琶湖の水位はマイナス30cm超え
2021.08.02
ここ最近の琵琶湖は時折、通り雨や夕立があるものの全体的な雨量は少なく水位はドンドン低下中です。7月19日に瀬田川洗堰の放流量が15㎥/sに下がってからは今日まで約二週間続いており、多少の差はあるもののここ数日は1日で約1cmづつ水位が低下している状況です。
大津市の10日間天気予報を見ると明日3日は雨、7日以降はしばらく傘マークが出ているので、この期間中にまとまった雨が降れば水位も少しは回復しそうです。
日本気象協会 tenki.jp
ちなみに昨年の今日(8月2日)はどんな状況だったかと言うと・・・
ますは今年と昨年の比較データ。
2020/08/02 SUN
[午前5時頃]
[天気]晴れ/弱風
[気温]24/中潮
[水温 瀬田川]27.7
[水温 琵琶湖大橋]27.5
[水温 安曇川沖]20.6
[5点平均水位]-17
[洗堰放流量]220
2021/08/02 MON
[午前5時頃]
[天気]晴れ/弱風
[気温]26/小潮
[水温 瀬田川]30.2
[水温 琵琶湖大橋]30.2
[水温 安曇川沖]28.8
[5点平均水位]-31
[洗堰放流量]15
見比べると一目瞭然で昨年の方が水位が高く水温が低く流れもあります。と言うのは昨年は7月中旬に大雨が降り1日で50cm近く水位が増え、その後は全開放流が続いて水位は低下、7月下旬に放流量が15㎥/sまで下がったタイミングで再度大雨が降り水位が上昇、翌日から放流量が300㎥/sに増え、その後220㎥/sに下がったタイミングが8月2日でした。
このように昨年は大増水から一気に減水、そしてまた増水と常に流れが発生していた事もあり水温もそこまで上がらない状況が続いていました。そして今年は特に大きな天候の変化は無く、多少水位の増減はあったものの7月下旬以降は緩やかに水位が下がっています。
このように昨年の同時期と比べるとかなり状況が違うので、今年はそのあたりも踏まえて昨年とのズレを考慮していった方が良さそうですね。