気象情報

近畿地方の8月は、顕著な多雨、中旬は記録的な低温・多雨・日照不足。

2021.09.03

大阪管区気象台発表 近畿地方の8月の気候

https://www.jma-net.go.jp/osaka/kikou/chihou/kinki/rs/gk202108.html

 

期間のはじめと終わりは晴れた日がありましたが、中旬から下旬のはじめにかけては、本州付近に停滞した前線の活動が活発となった影響で、広い範囲で記録的な大雨となり、土砂災害等の被害が発生しました。気温は低く、降水量はかなり多く、日照時間はかなり少なくなりました。
近畿地方の8月の降水量は平年比284%で、1946年の統計開始以来、多い方から第2位となりました。

 

上旬:
高気圧に覆われて晴れた日が多くなりましたが、期間のはじめには熱帯低気圧の影響で、終わりには台風第9号や台風第9号から変わった温帯低気圧の影響で、大雨や大荒れとなった所がありました。

 

中旬:
本州付近に停滞した前線の活動が活発となった影響で、広い範囲で記録的な大雨となり、土砂災害等の被害が発生しました。
近畿地方の8月中旬の平均気温は平年差-3.3℃で、1946年の統計開始以来、低い方から第1位となりました。降水量は平年比753%で、1946年の統計開始以来、多い方から第1位となりました。日照時間は平年比16%で、1961年の統計開始以来、少ない方から第1位となりました。

 

下旬:
期間のはじめは、前線や湿った空気の影響を受けやすかったため、太平洋側を中心に曇りや雨の日が多くなりました。その後は高気圧に覆われて晴れた日が多くなりました。

 

BRUSH

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