滋賀報知新聞
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近江八幡市が旧沖島小学校跡地に整備していた「おきしま展望台」が完成し、２２日現地で完成披露式が行われた。
旧沖島小学校は、明治４２（１９０９）年に集落から少し登った高台を切り開いた場所に開校され、平成７（１９９５）年４月、現在の校舎に移転新築されるまで使われた。
移転後の旧校舎は、平成７年から８年にかけて解体された。跡地は雑草が茂り、石垣が崩れ落ちるなど、危険な状態になり、改修工事を計画していた市に島民から「展望台にしてほしい」との要望があがった。
この要望を受けて市は、令和２年から工事に着手し、２年かけて石垣の修復や傾斜の緩い新たな疑木の階段を設け、整地した展望台には３つのベンチと案内板を設置した。総工事費６３６５万５９００円。