NHK NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/20221201/2060012092.html

びわ湖の今シーズンのアユ漁が、１２月１日、解禁され「氷魚（ひうお）」と呼ばれる稚魚が水揚げされました。

この時期にとれるアユは、体長が４センチほどの稚魚で、体が氷のように透き通っていることから「氷魚」と呼ばれ、釜揚げにするなどして味わう、びわ湖の冬の味覚として知られています。

守山漁業協同組合では定置網を使ったびわ湖の伝統的な「エリ漁」を行っていて、水揚げされたアユは養殖業者に出荷されるため、漁船からトラックの水槽に移されていました。
１日の水揚げはおよそ９０キロだったということで、守山漁協の遠藤満夫 組合長は、「予想よりは少なかったが、自然のことなのでしかたがない。家庭で食べるなら天ぷらやつくだ煮にするとおいしい」と話していました。
びわ湖のアユ漁は来年８月まで行われます。