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産卵控えたアユを放流 びわ湖の漁獲量安定目指す
2023.08.25
NHK NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20230825/2000077293.html
滋賀県は、びわ湖のアユを安定して漁獲できるように、昭和56年から毎年、産卵を控えたアユの放流を行っています。
25日は、放流のためにびわ湖の河口近くに整備された滋賀県高島市の人工河川に体長およそ15センチほどのアユ、およそ1トンがトラックで運びこまれ、ホースを使って次々と放流されました。
放流されたアユは、人工河川の中で数日ほどで卵を産むということで2週間ほどすると卵がふ化してびわ湖へ流れ込んでいくということです。
びわ湖のアユは、この春、各地で不漁となり、産卵場所として重要な姉川も水が濁り、環境が悪化していて、県は来月(9月)下旬にかけて、去年より7トン多い19トンのアユを放流し漁獲量の回復につなげたいとしています。