NHK NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/20231024/2060014495.html

天然のビワマスは夏が旬ですが、米原市にある「醒井養鱒場」では安定的にビワマスを供給しようと、年間を通じて１２度ほどに保たれている湧き水を使って養殖に取り組んでいます。
メスのビワマスは今月から来月上旬にかけて産卵期を迎えることから、養殖場では卵を取り出す作業が本格的に行われています。
場内にある採卵場では、職員たちが体の横が赤くなったメスの腹をおさえて直径５ミリほどの卵を取り出すと、容器に移してオスの精子をかけ授精させていました。
ふ化した稚魚は来年３月まで養殖場で育てられたあと、県内の別の業者に販売され、２年後には４０センチほどに成長し、県内外の飲食店などに出荷されるということです。