NHK NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/20231209/2060014786.html

大阪管区気象台によりますと、中国大陸で、このところ黄砂が観測されていて、１０日の未明から昼過ぎにかけて、近畿地方にも飛来すると予想されています。
黄砂の影響で、物が肉眼ではっきり見える範囲の視程は、▽広い範囲で１０キロメートル未満となる見込みで、▽ところによっては、５キロメートル未満となるおそれがあるほか、車や洗濯物に砂の付着が目立つ可能性があります。
黄砂は、通常、雪や氷がとけてから植物で地面が覆われるまでの「春」に観測されることが多く、今回、この時期に飛来する詳しい理由はわかっていませんが、仮に、１０日、大阪市で黄砂が観測されれば、この時期としては、２０１０年以来、１３年ぶりとなります。