NHK NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/20231215/2060014834.html

びわ湖で水上オートバイによる事故が相次いでいることから、滋賀県警察本部は酒を飲んだあと水上オートバイの操縦を禁止することを新たに県の条例に盛り込む方針を固めました。

びわ湖の船のルールを定めている県琵琶湖等水上安全条例では、酒酔いなど正常な操縦ができない状態で水上オートバイを含むすべての船を操縦した場合、２か月以下の懲役または３０万円以下の罰金を科すとしていますが、酒気帯び状態での操縦には罰則がなく、県警察本部は、条例を改正し、規制を強化する方針を固めました。

改正案では、酒気帯び状態ですべての船を操縦することを禁止すると明記したほか、水上オートバイなどエンジンが付いた船を酒気帯び状態で操縦した場合、３か月以下の懲役または３０万円以下の罰金という罰則が新たに設けられています。
また、酒酔いや薬物の影響など正常な操縦ができない状態で水上オートバイなどを操縦した場合、罰則を３か月以下の懲役または５０万円以下の罰金に引き上げることも盛り込まれています。
改正案は１６日から県警察本部のホームページや、県庁などで公開されることになっていて、県警察本部では、改正案に対する意見を来年１月１５日までホームページやメールのほか、郵送などで受け付けます。

https://www.pref.shiga.lg.jp/police/seikatu/chiiki/334576.html