NHK NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/20240910/2060016630.html

９日夜、大津市のびわ湖でカヤックに乗っていた大学生と職員のグループのうち、学生など３３人が一時行方不明に。警察の捜索が始まってから１時間半ほどで全員の無事が確認されました。

警察に連絡があったのは９日午後６時すぎ。北小松のびわ湖で「日没になるのにカヤックが航行していて危ない」という近くにいた人からの通報がきっかけでした。
警察が確認したところ、９日、びわこ成蹊スポーツ大学の学生と、関係者あわせて５０人がレクリエーションの一環でびわ湖をカヤックで航行していたといいます。
グループは北比良にある艇庫を午後２時半ごろに出発し、高島市の白鬚神社付近を経由して再び大学の艇庫に戻る予定でした。往復の距離は直線で１８キロメートル。
しかし、９日午後７時半までに、艇庫に戻っていたのは１７人。この時点で残りの３３人の行方が一時、わからなくなっていました。その後の捜索で、岸にあがっている学生が見つかり、午後９時までに全員の無事が確認されました。当時、グループは風が強く波も高かったことから本来、戻る予定だった艇庫ではなく、途中の漁港などから岸に上がったということです。そして、３艇のカヤックが転覆し５人が泳いで岸に戻った。
ライフジャケットを着用していていずれもけがはありませんでした。