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釣果情報

琵琶湖、この一週間の傾向@1月24日版

2020.01.24

この一週間の琵琶湖、週の前半は前週から引き続き南湖・北湖ともにクリアアップが進み巻物(特にハードプラグ)への反応が下がっていましたが、22日夜~23日にかけてある程度まとまった雨が降ったので今日以降はその影響の濁りが入るエリアが増えてきそうです。24日9時現在の瀬田川洗堰放流量は62t、水位はマイナス11cm。

 

釣果に関しては濁りの有無で反応の違いが大きく、巻物では濁りがあればディープクランクやバイブレーション、スピナーベイトなど、クリアならアラバマ系やスイムジグ、同じ横の釣りとしてはこの冬の定番となったサカマタシャッドに代表されるジグヘッドリグを使ったミドスト。ボトムの釣では同じく定番となったカバースキャットに代表される高比重ワームを使ったノーシンカー、その他ジグ、ネコリグやダウンショットなどライトリグ各種での釣果をよく聞きます。

 

各ガイドさんにお話を聞いていると、この冬に限った事ではないですがやはりこの時期は条件の良いエリアの中にあるスポットには高確率でバスが居る。そのバスがルアーに反応するかどうかは天候や水温、ベイトフィッシュの存在、濁りの有無、プレッシャー等で変化しますが、ハイシーズンに比べて捕食やリアクションで反応する時間、回数が1日の中で非常に短いので、いかにタイミングを合わせるかがキーとなっているようです。

 

タイミングを合わせる方法としては大きく2つ、「スポットを決めてタイミングを待つ」か「スポットを数多く回ってタイミングを合わせるか」。先日公開した動画、冨本プロのカバースキャットはその究極とも言える内容でスポットもルアーもアプローチも決めて、じっくり時間をかけて狙うという方法。1回のアプローチでかける時間は10分はあたりまえ、ヘタすると15分以上かけて丁寧なアクションを続けるため、この釣りを朝から夕方までしっかりやったとすると1日のキャスト数は50キャストにも満たない事も多々あるようです。

 

同じく先日公開した動画、舞木プロのスイムジグの釣りはルアーをスイムジグのみに絞り、確実にバスがいるであろう冬の定番エリアをテンポよく&時間を変えて入り直したりしながらの釣りです。

 

 

どっちの釣りをするかは各アングラーの好みですが、スポットを決め打ちするのであればそのスポットに確実にバスがいるという思い込みが必要ですし、数時間バイトがなくても釣りを続けられるメンタルが必要。スポットをどんどん回るのであれば冬の定番と言われるスポットを数多く知る必要がありますし、各スポットでの地道な魚探掛けでの地形の把握も必要になってきます。釣れない時に「釣れない=バスが居ない」と考えるか「釣れない=居るけど今は食わない」と考えるかで後の展開が変わってきます。どちらにしてもなかなか大変な事ですが、やっぱりこの時期の1匹はハイシーズンとは違った嬉しさがありますね。

 

BRUSH

プロフィール
http://www.brushon.net/