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やっぱり一投目が大切
2021.06.12
近年の魚探の進化で今では魚礁や沈船など沈み物を見つけるのも昔に比べて簡単になりました。こういうピンスポットを知っているから必ず釣れるという事はないですが、やはり狙っているモノが明確だとイメージもわきやすく釣りに集中できます。また、ピンスポットが釣れなくてもそこを基準にエリアを広げていくことも出来るので、やはり知らないよりは知っている方が良い場面が多いのも事実です。
沈船でも魚礁でもブレイクの角でも沈み岩でも・・・ピンスポットで釣りをする際は一投目が非常に大切です。下で紹介しているのは2年前に公開した【琵琶湖ガイドPrime Vol.1 CHASE石田ガイド★ジョインテッドクロー編】で、ここではジョインテッドクロー178を使った釣りを紹介しています。
この動画内で石田雄三プロは「狙うスポットの規模が小さければ小さいほど一投目が大切」と言っています。ジョインテッドクロー178は魚を引っ張ってくる力(寄せてくる力)が強いルアーなので狙いたいスポットから外れたところ(ミスキャスト)でも魚を寄せてきます。動画内に取水塔を狙った際の水中映像がありますが、ジョインテッドクロー178が取水塔の横にさしかかった瞬間にバスが興味を示してボトム付近から浮上してチェイスしています。しばらくついてきますが取水塔手前の柱を過ぎた辺りでUターンして戻っていきます。このようにチェイスしてきたとしても、そのバスのテリトリーを超えると興味が無くなるのか?危険と感じるのか?理由は分かりませんが極端に追わなくなります。そして何投もするうちにプレッシャーが掛かって反応しなくなります。
これがミスキャストでスポットからルアーが大きく離れてしまうとバスは気付く(気付いてしまう)けど追う距離ではなくなり結果的にルアーが見切られて釣れない・・・という事にもなります。今回はジョインテッドクロー178での実釣でしたが、その他の巻物でもワーム系の釣りでも同じような事が考えられます。狙うスポットの規模が小さければ小さいほど一投目を正確に入れる。ミスキャストしてしまった場合はスグに回収して投げ直す。正確にキャストするためにはボートポジションも大切ですね。
CHASEバスフィッシングガイドサービス
石田雄三
BRUSH琵琶湖情報