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水温激変の謎解明!8/9(月)に台風の南風で南湖は一時的に大減水していた!!
2021.08.12
2021年8月9日(月)台風9号接近に伴って一日中強い南風が吹き荒れました。一時的な強風は琵琶湖周辺ではよくあることですが、丸一日強く吹き続けるのは珍しいです。
台風通過後、琵琶湖全体的に表層水温が5度ほど下がったり、北湖の一部では表層水温13度とか17度とかの超低温が確認されていました。
南風が吹き続けることで多量の表面水が北へ押しやられ、底の冷たい水が上がって来たんですね。風によるターンオーバーってやつですね。
気になったので国交省のデータベースで9日の琵琶湖の水位変動をチェックしてみました。
なんと14時に
南湖ではマイナス68cmまでの減水(30cm以上減)
北湖ではマイナス17cmまでの増水(15cm程度増)
を記録しています。
グラフにしてみると、さらにわかりやすいです
横:時間 縦:水位(m)
一気にこれだけの水が南から北へ動き、風がやんだら揺れ戻したわけですね。
短時間に大量の水が動いたせいで、南湖も北湖も8/10日~11日には急に濁ったり、急にクリアになったりという現象が目撃されています。
あらためて自然の雄大さ、恐ろしさを感じさせられますね。