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大津市、マダニにかまれ感染症発症 滋賀県内では2例目
2021.10.01
NHK NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/20210930/2060008897.html
マダニにかまれることで発症し、死亡することもある感染症、SFTS=「重症熱性血小板減少症候群」の感染者が大津市で確認されました。
県内で患者が確認されたのは2例目です。
2013年に国内で初めて確認されて以降、西日本を中心に感染者が相次いでいて、去年までに全国で573人の感染が確認され75人が死亡しています。
市によりますと、9月26日、市内の70代の女性が吐き気とおう吐の症状を訴え、検査を受けたところ、29日にSFTSに感染していることが確認され、現在、医療機関に入院しているということです。
県内での感染の確認は5年前の高島市の男性の事例以来、2例目です。
マダニは草むらややぶなどに生息して秋にかけて活動が活発になり、感染のおそれが高まることから、市では、屋外で活動する際には、長袖や長ズボンで肌の露出を少なくし、マダニにかまれた場合は無理に引き抜かず、医療機関を受診するよう呼びかけています。