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釣果情報

B League優勝の榎ガイドに今の琵琶湖を聞く

2022.03.04

 

 

先日、琵琶湖で開催されたB League開幕戦でブッチギリのウエイトで優勝したエノキガイドサービス・榎遼介プロ。今回は普段のガイドでも実践している今の琵琶湖の狙い方をお聞きしました。

 

エノキガイドサービス

http://enokiguideservice.com/

 

 


 

■狙うエリア
最近のガイドですが、メインエリアとしては主に北湖西岸高島より北の地形変化や魚礁などで釣りをしています。ただ食う日と食わない日の差が激しく食わない日は一日粘っても反応がない事もあるので、ここ最近は半日を基準にして半日で反応が思わしくなければ東岸に移動して長浜、米原、彦根エリアのロックやハードボトム、魚礁、沈み物も狙っています。しかしここ最近の琵琶湖は強風が吹く日も多いので、そういう場合は南湖中心の釣りになります。

 

 

 

 

■釣り方
基本的にはロックエリアやハードボトム、魚礁など硬い物を中心に狙っていてルアー的にはカバースキャット3.5ノーシンカー、サカマタシャッド5インチJHミドスト、スイムジグなどを多く使いますが、ハードベイトとしてはデプスのコーリングハスラーをここ最近は気に入って使っています。

 

 

 

■コーリングハスラー
コーリングハスラーはダブルプロップ系のルアーで僕はウエイトを追加して10mを超えるようなディープも完全に沈めてからスローリトリーブで障害物に当てながらという使い方です。このルアーはヘッド下部にアームがついていて障害物の回避性能が高く、僕の場合はここにフリーリグで使うようなシンカーを付けてディープでも使っています。

 

 

 

■南湖での釣り
先ほども書いた通り湖上が穏やかであれば北湖がメインとなりますが、ホントここ最近は荒れる日が多く南湖での釣りに限定される事も多々あります。ただ2月下旬以降は木浜や堅田、名鉄など南湖北エリアでの気配が上がってそれまでの冬から初春の雰囲気が出ています。南湖北エリアは主にチャンネルライン、ボディウォーターに絡む地形変化や沈み物を中心に狙っています。ルアーは北湖とほぼ変わらないですが、それ以外にはスイミングマスター5/8を使ったスイムジグの釣りも有効です。南湖南エリアはディープホールや下物浚渫などをチェックしていますが、まだバスやベイトフィッシュは薄めな印象。今後季節が進めば南エリアも良くなってくると思いますが、3月初旬の現時点では南湖北エリアの方が魚の気配があります。

 

 

 

■強風対策
先日のB League開幕戦で2本釣ったうちの1本はカバースキャットで釣りましたが、3.5インチでは底どりが難しい強風だったのでボリュームのある4インチに替えて釣りました。ボトムを狙う場合は「しっかりボトムを感じる」事が大事なので、どうしても強風で荒れてボトムの感覚が分りにくい時はルアーのサイズを上げたりウエイトを増やしたりルアーを変えたりして対応するのも重要ですね。

 

 

 

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BRUSH

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