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流れ着いた流木を拾って琵琶湖岸復活大作戦
2019.11.04
滋賀報知新聞
【東近江】かつて湖岸に流れ着いた流木の多くは薪ストーブに使用されたりと、地元住民の生活のなかで流木が消費され、湖岸の景観も保たれていた。湖岸の浜は住民の憩いの場でもあったが、近年の生活様式の変化で需要がなくなると人の出入りが少なくなり、湖岸の景観や環境保全に影響が出始めた。
そこで、憩いの場であった美しい湖岸の復活を掲げて、東近江市や地元のまちづくり協議会などで組織される栗見プロジェクトが発足。東近江市栗見出在家町地先の浜で「琵琶湖岸復活大作戦」と題した湖岸の清掃活動が昨年から実施されている。
この日もボランティアや学生を含め約80人が参加し、湖岸に漂着した流木の撤去に汗を流した。作業は朝から昼過ぎまで行われ、軽トラック30台分の流木を取り除いた。