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ライブ系ソナーでわかること
2022.10.01
先日公開した動画、サカマタシャッド 浚渫攻略法【シューティング】では現在のトーナメントでも主流になりつつあるライブ系ソナーを使ったシューティングの釣りをテーマにしており、先日からこの釣りを勉強中の琵琶湖バスフィッシングガイドの榎遼介プロに協力していただき撮影しました。
ローランスのアクティブターゲットやガーミンのライブスコープのようにライブ系ソナーを導入する方は徐々に増えつつはあるものの、導入には最低でも数十万、システムによっては100万円を超える費用になるため興味はあっても導入に踏み切れないという方が多数います。それとは別にライブ系ソナーを使ったシューティングの釣りの流れでもある【バス・ベイトを魚探で見つける】→【ルアーを魚探に映して魚の反応を見る】→【魚探映像を見ながらアクションさせて食わせる】という一連の流れが【釣り】という遊びの中で「これがホントに釣りなのか?」「ゲームみたい」という声が一定数あるのも事実。
ただ一つ言えるのは今までアングラー側でイメージするしかなかった水中(特に深い水深)でのバスやベイトフィッシュの動き、ルアーへの反応(無反応も含む)、そもそもバスが居るのか居ないのか?が分かるようになりどういう状態で捕食行動をしているのかなどを含めかなりの詳細がイメージではなく事実として分かるようになったのはライブ系ソナーという機器が誕生したおかげです。
このライブ系ソナーを使ったシューティングの釣りに賛否があるのは事実ですし、BRUSHスタッフX個人的にもシューティングの釣りは今まで数十年いろんな釣りをしてきた中で「自分に合う釣り方ではない」と思っていますが、ハマればハマるほど奥が深い釣り方の一つでもあるとも思っています。
今回の動画は決してライブ系ソナーの導入をオススメするものではありませんし、榎プロ自身もこの釣りだけをやっていくつもりはありません。しかしバスフィッシングガイドという職業をする中でゲストさんの釣り方の好みも様々ですし、一つの釣り方のジャンルとしてのシューティングで自分なりに答えを出すという意味で経験しておくのは大切な要素です。またシューティングの釣りで得られた知識や経験が普段の釣りに活かされる事も多々あります。
という事で今回の動画では、ライブ系ソナーの導入をお考えの方には「こんな使い方があります」という感じで見ていただけますし、導入予定の無い方や否定派の方には「実際に水中ではこんな動きをしてるんだ」とか「これだけバスが居ても食わない時は食わない」「釣れない=魚が居ないわけではない」というのをご覧になっていただけます。
BRUSH琵琶湖情報