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侮れないサイドイメージ
2022.12.02
近年はボート装備のハイテク化が凄まじく、つい先日も新しい振動子が発表されるなどライブ系ソナーの進化が止まりません。しかしコストの問題で導入を見送っているボートアングラーも多いハズ。
そんな中、比較的多くのボートアングラーが使っているであろうサイドイメージを今一度見直してみようという内容です。
まずは先日公開した動画【ウワサの痙攣アクション たまらんばい永野】の1シーン。下の画像は動画の後半に永野プロがビッグフィッシュを釣る時のキャストシーンですが、ボートの後方にキャストしています。ちなみに永野プロ艇にはライブスコープが搭載されていますがローテータ(ライブ系ソナーの振動子を独立して動かすアイテム)は搭載しておらず、エレキのシャフトに取付けています。
ボートポジションはエレキのスポットロックを使ってステイしているので、基本的にエレキは風上方向を向いていてライブスコープも同方向を映しています。ということは当然ライブスコープを見ずに釣りをしています。
下の画像も別のシーンですが、同じく後方にキャストしていてライブスコープは見ていません。
もちろん釣りをする前の段階でライブスコープをチェックする事もありますが、広いエリアの中でバスやベイトフィッシュを探す第一段階はサイドイメージを重視している事。
サイドイメージと聞くと魚礁や沈船、ハードボトム、ウィードパッチなど水中の沈み物や変化を探すのがメインと考えているアングラーも多いかと思いますが、実際にはバスそのものやベイトフィッシュもしっかり映ります。もちろん見極めるにはある程度慣れが必要ですし魚探の各項目のセッティングも必要になりますが、広大なエリアでまず魚を探すにはサイドイメージを使うのが一番効率的ですし、多くのガイドさんもその方法で探しています。
9月に公開した動画【サカマタシャッド 浚渫攻略法【シューティング】琵琶湖バス釣り】の中で、榎プロがサイドイメージについて語っているシーンがあります。
※タップすると当該シーンが再生されます
ライブ系ソナーを使いこなせれば強力な武器になる事は間違いないですが、サイドイメージも侮れませんよ!「サイドイメージ使ってるけど沈み物しか探してないな~」という方は、ぜひバス・ベイトフィッシュ探しを試してみて下さい。これからの時期はウィードも減って魚探の練習には最適な季節ですよー。
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