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リスクを減らす選択
2024.05.09
ブラックバスのボートフィッシングで近年急速に普及しつつあるライブソナー。高額アイテムなので「ほとんどの人が付けてます」とまではいかないものの琵琶湖でもじわじわと増えてきています。
■参考動画■
そしてライブソナーを導入する際にもう1つの選択としてローテーターの導入があります。ライブソナーを使うのに必須というわけではないですが、ローテーターに関しては琵琶湖でライブソナーを使用している8割~9割の方が取付けていると思われます(スタッフXの実感)
ローテーターは国産、海外産あわせて様々なメーカーからリリースされていて選択で悩む所です。そんな中で唯一無二のローテーターをリリースしているのがTHタックル。現在のラインアップとしては
・ツイストローテーター
・ツイストローテーター シンクロ
・スライドローテーター
この3機種です。
既にYouTube BRUSHチャンネルの魚探エレキマニュアルでも紹介していますが、何が唯一無二かというと「電力不要」の製品という事。簡易的なポール(棒)タイプの手で操作する物などはありますが、ちゃんと両手フリーで足で操作できるローテーターの中で電源がいらないローテーターは現在のところこの3機種だけです。
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では非電力の最大のメリットが何かと言えば「故障のリスクを減らせる」という事。スタッフXは撮影等でたくさんのガイドさんのボートに乗せてもらったり一般アングラーのお話しを聞く機会が多々ありますが、ある程度の期間ローテーターを使っている人のほとんどが重症軽症含めて最低1回は故障しているように感じます。そしてその故障の中で最も多いのが電気系のトラブル。簡単にいうと動かなくなったり動きが不安定になったり。
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単純なトラブルならコネクター部の接点不良などでちょっと掃除すれば復活するなんて事もありますが、スイッチやら基盤やらとなるとコストも時間もかかります。そんな最も多い電気系のトラブルの心配がまったく無いのが上記3機種です。
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その他のメリットとしてはローテーターの自重が軽いという事。ちなみに現在で普及しているローテーターの中で最も重いタイプと比べると本体&取付用のアタッチメントなどを含めて2.5kg以上軽くなっています。
軽いと何が良いのか?と言うと単純にエレキの上げ下ろしが少し楽になります。さらにエレキ込みの総重量が軽減されるのでエレキのマウントや船体に掛かる負担が軽減できて上げ下ろし用ワイヤーロープへの負担も減ります。ちなみに現在の琵琶湖アングラーの中でフル装備のボートでいくとエレキ本体+エレキマウントの他にローテーター、メガ360、振動子各種3~4個、取付用の各アタッチメントなどかなりの重量になります。
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逆にTHタックル非電動ローテーターのデメリットというと操作ペダルが大きいので小型のボートやバスボートの旧年式のボートに見られるバウ部分が細身のボートではペダルを置く位置がある程度制限されます。スライドローテーターは幅はかなり細いですがある程度長さがあるので小型のボートではストレージのレイアウト等に気を遣う必要があります。その他では電気系のトラブルはありませんが考えられるトラブルとすればワイヤー切れの心配はあります。
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こんな感じであらゆるシチュエーションで100%完璧というモデルはなくそれなりにメリット、デメリットはありますが最終的にはユーザーの捉え方次第です。最近はアメリカのエリートシリーズトーナメントなどの影響でローテーターはいらない・・・という方もチラホラおられますが、ご自身が釣りをしているフィールド、釣りのスタイル、主な釣行人数(1人で釣りをする事が多いか?複数で釣りをする事が多いか?)経済的な事情などでベストな選択肢は変わってくると思いますので導入を検討されている方は信頼できるショップで相談してベストな1台を選んでみて下さい。
ノースウェーブ