TOPICS
琵琶湖の水位はマイナス44cm
2024.10.12
昨年に引き続き今年も台風による直接的な影響がほぼなかった琵琶湖周辺。災害が無かったのは良い事ですが、それに伴い夏以降雨が少なかった事から琵琶湖の水位は下がり続けています。
覚えてらっしゃる方も多いかと思いますが昨年は大減水となりました。ちなみに昨年の同日、10月12日と今日の水位を比べると9時現在でまったく一緒のマイナス44cmとなっています。
昨年はここからさらに減って10月末にはマイナス50cmを下回るようになり内湖の水門が閉まったり木浜3号水路に堰が設置されて船舶の航行ができなくなったりなど影響が出ました。結局最大でマイナス80cm程度まで減水してそこから徐々に回復してマイナス50cmを上回るようになったのが2月中旬ごろで4ヶ月弱大減水が続きましたが、今年はどうなるでしょうか。
現在、琵琶湖の水位は計画水位期間中でマイナス30cmが基準となっていますがその期間は10月15日までで、それ以降は±0cm基準に戻ります。釣り人目線の話をすると夏以降まとまった雨が少なかった事もあって瀬田川洗堰の放流量も少なく全体的に流れが弱い状況。
まとまった雨が降れば水位回復&流れ発生も期待できますが、あと3日で基準水位が±0cmになる事からちょっとやそっと降ったぐらいで600㎥/sとか800㎥/sとか全開放流とかにはならなさそうなので、このまま晩秋~初冬を迎える可能性もありますね。
BRUSH琵琶湖情報