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動画鑑賞感想文

2025.02.11

 

 

こちらの動画、ご覧になりましたか?

 

とても楽しい雰囲気の動画で見ててホッコリしますね。

これを見ていると舞木(もうぎ)プロが逐一ライブ系魚探でバスの反応をチェックしながら、ゲストさんのキャストとリトリーブのアドバイスをしているのがわかります。ガイドさんとゲストさんの力を合わせてバスを釣っていく感じが面白いです。

ライブ系魚探でバスを探して釣るというより、長年の実績でバスが口を使いやすいスポットを把握していて、そこからさらに煮詰めるために利用している感じですね。

ライブ系魚探の利用には賛否があると思いますが、好みで使う使わないは別として、この動画にはバスを釣るヒントが多くありますね。

上の動画を見ていて再確認させていただきました。

 

 

◆バスが減って、以前のようにバス同士が奪い合うようにルアーにアタックするようなコンディションではなくなっている現在、狙いすました一投目が非常に重要。

これは昔から言われていますが、ライブ系魚探の利用で実態が明確にわかるようになったと思います。一投目で食わせられないと、あとは完全無視って感じ。笑

 

◆ルアーを通すレンジ、角度、スピードが非常に重要

こちらもライブ系魚探のお陰でチェイスやバイトの様子が見えるのでわかりやすい。

 

◆タイミングが重要

食う時はアッサリ食うし、食わないときは食わない。ライブ系魚探のお陰て居ても食わないのか、居ないのかがわかる。

 

◆上に書いたタイミングと共通しますが、風や日差し、湖流などの要素がかなり重要。

以前のようにバスが山ほどいた時代よりさらに鮮明になっています。ルアープロモーション動画では、このルアーで釣れた・カラーを変えたら釣れた・・・・などと語られる場合が多いですが、天候などの外的要因の方が重要。

 

◆ルアーの種別はバイト要素としてはかなり下の方

もう20年もブラッシュを運営していて実感としてわかりますが、ルアーの種類自体は釣れる要素の順番としては後ろの方だと思います。(ルアーメーカーさんゴメンナサイ)

*ただ、アングラーの好みや思い込みで集中力を上げるという意味でのルアー選びは重要。大まかな形状やサイズ動きなどザックリとした要素は大事。

 

 

 

色々と考えてみましたが、上に書いたようなことは20年ほど前に長谷川耕司さんのジョインテッドクローの釣りを撮影させていただいたときに、すでに長谷川さんはおっしゃってましたし、実践して釣っておられました。

ただ、その時代に膨大な釣行時間と釣果から考察したことが、今はライブ系魚探を見ることで比較的容易に体験できるようになっていると思います。その事がいいのか悪いのかは僕にはわかりませんが・・・・

まぁ釣りなんて簡単に答えが出ない・・・答えが出たと思ったら違った・・・・なんて繰り返しが延々と続くので一生の遊びになるわけで、いつも下野さんが言ってるようにヘタクソでもラッキーパンチ(偶然のタイミング)で素晴らしい釣果に出会えたり出来るのが、他のスポーツなどの遊びと決定的に違う部分だから永遠に謎の部分が多くて良いんでしょうけどね。

 

過去に何度か書いていますが、ブラッシュのスタッフは見える魚を釣るのに興味が無いので従来からのサイトフィッシングもライブ系魚探を使った釣りにも、あまり興味がないですが、バス釣りという遊びを学ぶのにライブ系魚探は面白いと思いますよ。

なんやかんやと思ったことを書いてみましたが、それすらもアングラーが10人居れば10人の楽しみ方があるわけで、皆様思い思いのスタイルで釣りと向き合ってくださいね。

 

 

あっ、そうそう、、、アレコレ書きましたが10時間撮影して編集して10分程度にしちゃうので、撮影・編集する人間やメーカーさんの意図によって仕上がりは全く変わるんです。ですので、この動画の内容にしても実際に舞木さんのガイドを受けると少し印象が違うかもしれません。

数万円のガイド料は高いですが、お金をためて受けてみると面白いと思います。高級タックルに数万円使うよりガイドを受けた方が世界が広がると思います。

 

長々とお読みいただきありがとうございました。

 

BRUSH

プロフィール
http://www.brushon.net/