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コハクチョウの北帰行始まる。例年の2週間遅れ。
2022.03.02
京都新聞
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/740196
春の訪れを間近に迎えた長浜市などの琵琶湖岸で、冬の間を過ごしたコハクチョウがシベリアに戻る「北帰行(ほっきこう)」が始まっている。
湖北野鳥センター(同市)によると、今季は昨年10月15日に初飛来。1月30日には、琵琶湖全体に飛来したコハクチョウは794羽を記録。例年は約500羽で、東北や北陸の大雪が影響し増えた可能性も。
同センター近くの湖岸では28日朝、雪が残る対岸の竹生島や湖西の山々をバックに群れをなして飛び立つ姿が見られた。琵琶湖のコハクチョウの北帰行は2月下旬の大雪で例年に比べ2週間ほど遅れたといい、3月上旬まで続くという。