TOPICS
地道な努力の積み重ね
2020.08.23
9月に開催される「琵琶湖 艇王」に参戦する、たまらんばい永野こと永野総一朗プロ。今回、そのプラクティスの模様を撮影させて頂くことになり、8月23日時点で2本の動画を公開しています。
ガイドを始めて5年間、南湖には誰よりも浮いていたといっても過言ではないですが、北湖に関してはまだまだ経験値が浅い永野プロ。9月開催の琵琶湖 艇王予選、過去に9月の琵琶湖で開催されたトーナメントのデータを見ても上位の多くは北湖での釣果となります。まず予選を勝ち抜く事を考えると北湖での釣りを無視する事はできません。今回Vol.1では北湖東岸エリアを中心に各エリアの沈み物やベイトフィッシュの有無、ウィードの状況などをチェック。Vol.2では北湖西岸を中心に同じく沈み物や地形のチェックをしました。10年前の琵琶湖であればマイナーな沈み物を知っているという事は大きなメリットでしたが、今は高性能魚探のおかげで沈み物を探すことはそれほど難しい作業ではなくなりメリットも少なくなりました。しかし知っていると知らないでは大違い。今の琵琶湖北湖でトーナメントを戦うなら「知っている」事は大前提でタイミング、ルアーセレクト、アプローチなどをいかに煮詰めていくかが勝負になります。
ディープのオダを狙う釣り1つとっても、北湖に精通しているアングラーは驚くほど規模の小さいオダでも条件が合っていれば狙います。当然条件が合っていても釣れない事もありますが、その場合見切りも早い。この辺りの判断は地道な努力を積み重ねて経験値を増やすしかありません。釣りの性質上、SNSなどで目に付くの釣果やルアー、タックルですが、それらの答え・結果を出すにはそのベースとなる地道な努力があり、各ガイドさんも例外ではありません。
BRUSH琵琶湖情報