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エリアを絞って釣りをする意味
2024.06.21
先日公開した動画【瀬田川エリアで一日釣りした結果】
リブレバスクラブの三村和弘ガイドに近江大橋南の瀬田川エリアに絞った釣りを紹介してもらいました。結果はご覧いただいた通りですがその印象は人それぞれかもしれません。
「ぜんぜん釣れてないやん」
「デカイの釣れてないやん」
「めっちゃ釣れてるやん」
「良いサイズ釣れてるやん」
「今の琵琶湖でそれだけバイトあったらスゴイ」
などなど
ではエリアを絞って釣りをする意味とはいったい何なのか?
三村プロの答えは動画内でも紹介していますが、三村プロは今年は2月から現在まで瀬田川エリアに通い続けています。瀬田川エリアは狭い範囲の中に浚渫エリア、ハードボトム、フラットエリア、マンメイド、温排水など様々なシチュエーションがあり、さらに流れの影響を強く受けるエリアです。
そんな瀬田川エリアは一年を通してバスの季節的な動きを追う事ができ、三村プロは2月から通ってこのエリアで越冬~越冬明け~プリスポーン~ポストスポーン~アフタースポーンのバスを追い続けています。これはエリアを絞って釣りを続けているからこそできる釣りです。
もう一つはその日一日エリアを絞って釣りをする事でバスが回ってくるタイミング、口を使うタイミング、バイトが止まるタイミングなどを感じやすくなります。タイミングは天候なのか?風なのか?水温なのか?気まぐれなのか?真実はバスにしか分かりませんがバスに限らず魚釣りって何かしらタイミングがありますw
広大な琵琶湖、機動力のあるバスボートで南湖から北湖まで走り回りながらバスを追いかけていくのもバス釣りの醍醐味ですが、レンタルバスボートや免許不要の2馬力ボートなど利用エリアの制限があったり機動力がないボートではそういう釣りはできませんし今時流行りの高性能魚探、高性能エレキもありません。
では高性能魚探やエレキが無ければ釣りができないのか?
そんな事はありません!
動画を見て下さった方はご存じだと思いますが、三村ガイド艇にはライブソナーは無くサイドイメージも見れない昔ながらの魚探でスポットロックのエレキもありません(笑)だからこそエリアを絞ってバスの動きを推測して追いかける・・・という釣りをつきつめています。
今回動画で紹介した内容はレンタルボートアングラーにも参考にしてもらえますし、仮にエリアが瀬田川じゃなくても琵琶湖には一つのエリアでシーズナルなバスの動きを考えれるエリアはたくさんあります。ぜひ皆さんが好きなエリアで実践してみて下さい。
最新装備のバスボートでエリアに入り、パパッとライブソナーでサーチして魚を確認、キャストして魚探でルアーと魚の動きを見ながら食わせる・・・。今どきの釣りではありますが、こういう釣りが今のバス釣りの全てと思ってしまうのはあまりにも風情が無さすぎませんか?(笑)
最新の釣りは釣りでありとして、それとは別に昔ながらの・・・というのか?表現が難しいですが水中の様子をイメージして予測してその通りの釣れた1本は嬉しいですよ!
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