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びわ湖のアユ漁 解禁
2019.12.04
NHK NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/20191202/2060003880.html
びわ湖のアユ漁が2日解禁され、養殖用に出荷される体長4センチほどの「氷魚」と呼ばれる稚魚が次々と水揚げされました。
この時期のびわ湖のアユは、養殖用の稚魚を中心に全国に出荷されていて、解禁日の2日から各地にある16の漁協で漁が行われます。
このうち大津市の堅田漁港では、雨の中、早朝から漁に出ていた船が午前7時すぎに次々と戻りました。
沖合およそ1キロ先に設けた定置網にかかったのは、体長4センチほどの「氷魚」と呼ばれる稚魚で、体が氷のように透き通っていることからその名が付けられました。
「氷魚」は、養殖業者に引き渡すため船の水槽から網ですくって次々とバケツに移され、中には生きのよさのあまりバケツから飛び出す「氷魚」も見られました。
堅田漁業協同組合の今井政治副組合長は、「豊漁だった去年の初日と比べると、量は少ないが今後に期待したい」と話していました。
びわ湖のアユ漁は来年8月20日まで行われ、アユの成長とともに後半は、加工用の成魚が水揚げされるようになるということです。