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https://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/20191208/2060003912.html

滋賀県東近江市のびわ湖の周辺で、環境保全につなげるためのヨシの刈り取り作業が行われました。

東近江市にあるびわ湖とつながる「伊庭内湖」には、家族連れなどのボランティアおよそ３００人が集まりました。

参加者たちは長靴に履きかえると、広さ５０００平方メートルの群生地に入り、３メートルほどの高さのヨシを鎌を使って根元から次々と刈り取っていました。

びわ湖の周辺でこの時期の風物詩だったヨシ刈りは、需要の減少とともに次第に行われなくなっています。

一方、伊庭内湖では水質を浄化させるヨシの新芽を出やすくしようと、環境保全を目的として１１年前に復活しました。

刈り取られたヨシは、和紙の原料や肥料としても利用されるということです。

主催した「伊庭の里湖づくり協議会」の浮気美智男会長は「ヨシを守ることで、びわ湖の水質の向上につなげていきたい」と話していました。